認定NPO法人REALs(リアルズ:旧日本紛争予防センター)は争いを予防し、人と人が共存できる社会をつくる国際NGO。ご寄付は寄付金控除の対象になります。
REALsは、持続的な問題解決を活動方針としているため、短期的な緊急支援だけを目的にした事業を行うことは原則ありません。ただし、以下の2つの条件において、迅速かつ効率的に危機的な状況にある人々の命と生活を守ることができると判断した場合には、保護、水、食糧、インフラ、生活物資、ライフラインなどの緊急支援を実施します。
緊急支援を行う場合も、その社会での中長期的な自立、争い予防や共存促進につながる要素を必ず組み入れて実施しています。
対応するSDGsの目標
1.「人」を変える
2.「しくみ」を変える
3.「社会」を変える
REALsは、アフリカ、中東地域、アジアにおいて、以下をはじめとする数多くの緊急支援を届けてきました。
シェルター建設を通じた避難民の新たな村づくり
ケニアでは民族対立による大暴動で30万人以上が土地を追われました。中部の新たな土地に逃れた避難民たちは、雨風もしのげないぼろぼろのテント生活をしていたため、REALsはシェルター(住居)建設を支援しました。被災で多くを失った避難民たちは、無力感を抱え、生活苦もあり民族同士でささいなことでも対立が起きていました。REALsは「石や土など住民自ら探せる資材は支援しない」、「建設方法は教える。自分たちで建ててほしい」と伝えました。 「被災者の我々には無理だ」「裕福な日本の団体だから支援すべき」と反発がありましたが、気持ちを落ち着けてもらえる期間として2週間おいて再び訪ねると、避難民たちが民族を超えて(対応策を)話し合い、石や土を集め始めていました。その後、REALsの支援による100軒の住居を民族間で協力し建設した避難民たちは「争うよりも協力する方が失うものもなく、生活が良くなることを実感した」と語りました。荒れ地だったこの土地に、REALsは住民と協力して給水施設も建設し、今では広大な共同農場で育った野菜を販売して住民は生計を立て、住居や施設の維持管理も共同出資で行えるようになりました。
【お礼とご報告】「アフガニスタン|女性に希望の光を おびやかされる命と自由」へのご支援、誠にありがとうございます
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