布施谷里桜さん(2024年4月~2025年1月)

認定NPO法人REALs(リアルズ:旧日本紛争予防センター)は争いを予防し、人と人が共存できる社会をつくる国際NGO。ご寄付は寄付金控除の対象になります。

インターン体験記

布施谷里桜さん(2024年4月~2025年1月)

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インターンに応募したきっかけ

留学中に平和構築の分野で活躍する職員と出会い、その取り組みに刺激を受けました。これを契機に、平和構築の現場における具体的な業務内容について理解を深めたいと考えるようになりました。また、これまで難民支援に携わってきた経験から、より実践的な視点でこの分野に貢献する方法を模索していました。学生のうちにNGOでの実務経験を積むことで、今後の進路選択に活かしたいと考え、インターンシップに応募しました。

インターン業務の内容

本インターンシップでは、主に治安・社会情勢の月次レポート作成、経理・管理業務の補助(証憑(しょうひょう)チェック、契約更新書類の修正)、および各種調査・翻訳業務(開発政策調査、報告書やスライドの英訳、助成金団体の調査等)に従事しました。さらに、事業補佐として、報告書の編集・文法チェック、データ整理、モニタリングシートの分析、予算シミュレーションの編集、広報資料のデザイン・更新などを担当しました。

楽しかった・やりがいを感じた瞬間は?

インターンを通じて最もやりがいを感じたのは、現地の人々の生の声に触れる機会があったことです。サクセスストーリーの和訳や写真整理、トランスクリプトの編集といった業務を通じて、現地職員やIDPキャンプの人々の姿を目にし、彼らの人生の物語を知ることができたことは非常に刺激的でした。また、REALsの皆様との会話を通じて、多くのアドバイスをいただけたことも嬉しかったです。特に南スーダン事業では、多岐にわたる業務に挑戦する機会をいただき、その経験が達成感につながりました。

逆に大変だったことは?

大学4年生として、授業、卒業論文の執筆、進学準備、アルバイトを両立させる中で、業務に集中することには時に苦戦しました。

インターンを通して変わったこと

インターンシップを通じて、NGOの組織運営に対する理解が一層深まりました。特に、現地情勢により事業執行の可能性が不確実な状況下で、REALsの皆さんが柔軟に対応されている姿を拝見し、多様なリソースを必要とする事業の管理を実際にサポートする中で、将来NGOで働きたい場合に求められる能力を具体化することができました。また、南スーダン情勢については、毎月の治安・社会情勢まとめを通じて知識を得ることができ、今後も南スーダンに対する関心を持ち続けることになると思います。

REALsへのメッセージ

約9ヶ月間、大変お世話になりました。初めての業務が多い中で、幅広い業務に挑戦させていただき、貴重な経験を積むことができました。インターン生一人ひとりの成長を支えてくださったことに、心より感謝申し上げます。オンライン越しに温かく見守っていただいたおかげで、将来人道支援に携わるという目標に一歩近づけたと感じています。本当にありがとうございました!

REALsでインターンを考えている方へメッセージ

平和構築の業務に関心がある方や、学生のうちにNGOの現場で実務経験を積みたいと考えている方にとって、とても魅力的なインターンシップです。ぜひ挑戦してみてください!

最後に一言!

このインターンシップを通じて、REALsの職員の皆様はもちろん、同じ志を持つ他のインターン生との出会いは非常に刺激的で、大学ではなかなか得られない貴重な経験となりました。今後も皆様とのご縁を大切にし、引き続き繋がりを持たせていただければ幸いです。

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