久永 風音 さん(2022年2月~2022年7月)

認定NPO法人REALs(リアルズ:旧日本紛争予防センター)は争いを予防し、人と人が共存できる社会をつくる国際NGO。ご寄付は寄付金控除の対象になります。

インターン体験記

久永 風音 さん(2022年2月~2022年7月)

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REALs事務所にて。

インターンに応募したきっかけ

きっかけは主に3つです。 

 1.大学の「平和学」の講義で、REALs理事長である瀬谷さんのテレビ特集を拝見し、REALsの存在を知ると同時にこんな働き方があるのか、と感銘を受けました。 

 2.私も将来、専門的かつ直接的に、平和構築の仕事に携わりたいと考えていましたが、大学院進学前に、日本国内でありながらも平和構築の最前線で活動されている団体の実態を知ることで、将来のキャリアプランに生かしたいと思いました。 

 3.ゼミの先輩が2人REALsのインターン卒業生であり、実践的でとても良い学びになったというお話を常々伺っていたので、3年ほど前からいつか必ずREALsでインターンをする!ということを目標に掲げていました。これまで他のインターン等で広報の仕事に携わることが多かったため、その力を生かせたらと思い、広報インターンのポストで応募するに至りました。

インターン業務の内容

広報 

 ・イベント関連(事前告知、イベント当日準備、事後アンケート等)  

毎月1回以上開催されるイベントの度、事前に3回ほど各媒体でリマインドメールを送るのでそのための文章作成などを行いました。  

SNS(記念日投稿、各種告知/画像作成、インスタグラム開設・投稿、推移確認)  

インターン期間中にインスタグラムを開設し、軌道に乗せることを目標としていたので、無事完了出来てほっとしています。  

・支援者対応(毎日のメール対応、お知らせ作成、資料発送等)  

REALsの支援者さんへの対応が、迅速かつとても丁寧で驚きました。 広報職員の日々の努力が支援という形に着実に繋がっている事を知れたのは大きな学びでした。  

・他にもWebページ、メルマガ関連、和訳作業(サクセスストーリー)等多岐にわたり関わらせていただきました。  

 

事業(1か月未満でしたが多様な業務に関わらせていただき感謝です。)  

・資料の誤字脱字チェック/和訳   

・各地域治安情報収集  

・食料配布に関する事業計画書の記入作業 等

楽しかった・やりがいを感じた瞬間は?

特に魅力を感じたのは職員・インターン同士の交わりの時間でした。  

 

職員皆さんそれぞれ志と魅力があり、日々大変な仕事をこなされる姿に尊敬していましたし、それであって私のような1インターンにも、底なしに優しく接して頂いたお陰で、毎日働くのが楽しかったです。 

そんな職員さん達にキャリアの相談に乗って頂いたり、これまでのお話を伺ったりしたことは非常に学びが多く、またこんな環境で働きたいとまで思いました。  

 

また、恵まれたことにインターンの同期が全員自分と似た境遇、同じ夢を目指す人ばかりだった為、刺激を受け感化されました。と同時に、生涯を通して関わりたい、また共に仕事をしたいと思える友人達をこのインターンで得られたことに感謝しています。 

逆に大変だったことは?

大変だったことであり、やってよかった/達成感を得られたことでもありますが、インスタグラムの始動です。  

何も決まっていない0の状態から始めたので、草案の段階から自分の意見を多く組み込んで頂きました。ブランディングやデザイン等、広報メンバー全員で立てた計画を遂行していくことは時間を要すため苦労が多く、加えて初めてのデザイン作業に苦戦しました。  

 

まだ理想の完璧な投稿には程遠いかもしれませんが、これからより多くの方・世代にインスタグラムをきっかけにREALsの存在を知ってもらいと心から思って製作していたので、微力ではありますがその一助になれたことが嬉しいです。 

インターンを通して変わったこと

今後のキャリアの進め方、仕事や仕事仲間への向き合い方が変わったと思います。 

  

NGOとして平和構築に携わることは、一人一人に実力と努力の両方が求められ、責任も多く伴う大変な仕事だと思いました。しかし代わりに仕事へのやりがいを感じられ、身につくスキルも多いため、今後のキャリアとしてREALsの様なNGOはとても魅力的だと感じました。  

そしてREALsには現地と事務所でのお仕事、どちらも経験された職員さんがいらっしゃいます。職員さんたちのお話を聞く中で、今後私が現地を全く知らないと、温度差のある支援になってしまう可能性があると思い、大学院卒業後はまず現地で働くことを目指そうと思いました。 

 

次に、仕事への向き合い方をREALs職員さんから学びました。各職員が真剣に一つ一つの仕事に向き合うことはもちろんですが、REALsの職員さんは温厚な方が多く、職場でも良好な関係性が作られていました。その関係性が良い仕事に生かされていることを目の当たりにし、今後どこで、誰と働いても、優しい言葉がけ、楽しい職場づくりに努めたいと思うようになりました。 

REALsへのメッセージ

仕事も未熟で、尚且つ生意気なインターンを最初から最後まで優しく受け入れてくださり、指導してくださり、働きやすい環境を与えてくださり、本当にありがとうございました。  

貴重な機会/環境なので本当はREALsの方全員ともっと親しく、もっとお話しさせて頂きたかったのですが、同じ業界でキャリアを築き、もっと皆さんのお役に立てるような実力を付けてまたお会いできることを楽しみにしております! 

REALsでインターンを考えている方へメッセージ

国際関係、平和構築、紛争予防他にもたくさんの興味分野が詰まっているREALsのインターンに、なぜもっと早く応募しなかったのかと後悔すらしています。  

是非、少しでもインターン応募を迷われている方は、必ず実りある経験が得られると思うので挑戦してみてください! 

 

最後に一言!

こんなに素敵な団体のメンバーとして迎え入れてくださり、本当にありがとうございました。公私ともにこれからも皆さんと繋がり続けられると幸いです☺日々沢山の責任を担い、お仕事で大変な事も多いかと存じますが、どうぞご自愛なさってください。

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久永さんとREALs広報チーム。事務所にて。

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