三倉 麻希さん (2021年5月~8月)
左が三倉(さそう)さん。インターンの先輩でもある事業担当職員と。
インターンに応募したきっかけ
新卒で入った会社を辞めてから、大学院に進学するまでの期間に次のキャリアについて考える上で、平和構築・紛争解決分野での経験を積みたかったため。
インターン業務の内容
南スーダンやケニア等、海外でREALsが運営している事業の支援業務です。具体的には、ドナーへの報告書の作成や会計資料の確認、広報活動に使用するためのビデオのスクリプト作成等をおこないました。
楽しかった・やりがいを感じた瞬間は?
自分が文字起こしをしたビデオが完成し、SNS上で発信されたとき。
かつてジェンダーに基づく暴力等に苦悩していた人たちが、事業を通じてエンパワーメントされてほかの人を支援する側になっている、ということを知れたという点が一番やりがいを感じた瞬間だったと思います。
自分たちの行っている活動が、現地の人々の生活にどう影響を与えているか、(通常のレポートに書いてある数値を使うのではなく)実際に事業の活動に参加した人々の視点で語られている、という点でとても印象に残っています。
逆に大変だったことは?
これまで平和構築に関して専門知識があったわけではないので、使われている用語や、どう日本語訳(あるいは英訳)すればより多くの読者に伝えたいことが伝わるか、限られた時間の中で試行錯誤したことです。
インターンを通して変わったこと
興味がありつつも「自分事」としてあまり捉えることができていなかったことについて、積極的に興味を持ち、何ができるか、根柢の問題はなにか考えるようになりました。
REALsへのメッセージ
3か月という短い時間でしたが、大変お世話になりました。それぞれの事業の担当者の方々が、事業の組成から運営・終了まで責任を持って働かれている姿に非常に感銘を受けました。
NPOだからこそ直面する課題等、今まで出会わなかった物事の側面に気づくことができました。そして、REALsの強み・魅力はやはりスタッフが同じ「使命」の下に働いている、というところにあると確信しました。学生・社会人関係なく、平和構築の世界で使われる用語や文脈、東京事務所と現地事務所の役割分担等、今まで知ることのなかったことを学ぶことができて、とても有意義でした。この経験をこの先も生かしていきたいと思います。ありがとうございました!
REALsでのインターンシップを考えている方へメッセージ
自分もそうでしたが、学生だけではなく社会人を経験しつつ自分の仕事にやりがいを感じられない人等、幅広い方に経験していただければと思います!
三倉さんのインターン終了報告会の様子