永井　麻菜さん（2018年9月-2019年3月）

私は大学でサブサハラアフリカ地域を専門に、紛争解決や平和構築について学んできました。その中で、知識や理論を身に着けるだけではなく、現場での実践的な経験を積みたいと考えました。また、JCCPの「起こってしまった紛争を解決する」のではなく、「紛争を未然に防ぐ」というビジョンに強く惹かれ、インターンに応募することを決めました。 

海外事業・広報など様々な業務を経験することが出来ました。海外事業ではケニア事業を主に担当しました。事業の中で行われる研修をスムーズに進めるためのフォーマット作り、ケニア事務所とのスカイプ会議など、非常にやりがいがあるものばかりでした。また、インターン同士で企画したものを職員に提案する機会も設けていただき、自発的に新しいことに取り組む大切さを痛感しました。 

事業を立案し、実施し、成果を評価するまでの一連の流れとその難しさを具体的に知ることが出来ました。また、「紛争予防」という分野においてまだまだ伸びしろがあるのではないかと感じました。今後自分がどのような形で紛争予防に関わって行くのかを考える良い機会になりました。 

現場で働いている職員はもちろん、それぞれ意志を持ったインターンの方々と働ける素晴らしい環境です。また、インターンを有意義なものにできるかは自分の取り組み次第なのではないかと思います。業務でやりたいことや興味のあることがあれば、積極的に関わって行くことが大切だと思いました。