常井 真帆さん(2017年)
応募理由
私は大学の国際協力論の授業で、「知ろうとすることが大切」と教授に言われたことをきっかけに、ツイッターやフェイスブックで、BBCやアルジャジーラなどの国際ニュースをチェックするようになりました。日本のニュースでは伝わってこなかったシリア内戦や南スーダン内戦の様子が写真などで流れてきて、「紛争」を意識するようになりました。何かこの「紛争」を防ぐのに手助けになるようなことを、今、やりたい、と思っているときに、JCCPのインターンの募集が流れてきたので、応募をするに至りました。
インターンの仕事
事業関連の業務や、SNSの記事作成、ウェブサイトの更新、ボランティアさんの運営など、多岐にわたります。特に事業関連の業務は、事業の報告書や現地から送られてくるレポートの要約など、とても興味深い仕事が多かったのが印象的でした。報告会や他団体との会議にも参加することができました。また、広報面では、SNSとウェブページで書く記事の内容は種類が全く別物で、その都度表現の仕方を変えたりするのが楽しかったです。
インターンを通して学んだこと
広報の仕事をしているとき、やはり事業の知識がないと書けるはずがなく、そのため事業内容や成果などを細かく知るきっかけにもなりました。フィールドの狭い分野だと思っていましたが、ゴールを見失わなければ、アプローチの仕方は多種多様であることが分かりました。また、インターン生複数人で関わる仕事も多く、誰がどこまでできるのかなど、コミュニケーションが必須な環境の中で、認識を共有することの難しさと大切さを学びました。
JCCPでのインターンを考えている方へ
JCCPでのインターンは、チャンスがいくらでも転がっているような最高の環境でした。職員の方との距離が身近なため、事業に関するどんなに小さなことでも職員の方が分かりやすく説明してくれるのも、魅力のひとつです。私はこのインターンを専門知識もない学部2年の頃に始め、いろんな人に助けてもらいながら修了することができました。学部生で迷っている方も、ぜひチャレンジしてみてください。