西川 拓生さん(2017年)
応募理由
大学の学部および大学院で、コンゴの紛争やケニアの選挙関連暴力について勉強・研究したり、留学して平和学を学んだりしてきました。開発や平和構築の分野では、学問の側面のみならず実務の理解が決定的に重要だと思います。日本のNGOでの経験と、平和構築の実務を知る機会を得たいと思った時、選択肢は一つでした。
インターンの仕事
事務仕事としては、主に支援者対応とメルマガ作成に取り組みました。
ただ、僕の場合は「海外(特にアフリカ)での事業に関わりたい」という希望が当初からあり、ケニア、南スーダン、トルコでの事業に関連した業務の比重が大きかったと思います。調査データの処理や、事業評価に関わる報告書作成、事業審査過程に立ち会うなど、今後の自分にとって必ず役に立つ業務をやらせていただきました。
インターンを通して学んだこと
得意意識のなかったPCスキルの改善や、NGOの仕事の内実(事業実施までに求められるもの・困難・他のNGOとJCCPとの違い)など、得たものは数えきれません。インターンとして過ごす中で、人から学ぶものも多いです。ただ、実際に学ぶものは人それぞれだと思います。実際に経験してみてはじめて、何を得られるかが見えてくるはずです。
JCCPでのインターンを考えている方へ
JCCPのインターンプログラムには、特定の定型はありません。新しい業務は、その仕事の仕方(マニュアル)からインターンが作成することもあります。どんな仕事を任せられるかも、自分次第です。そして、成長に繋がる場になっていると思います。原則6ヶ月という長い期間も特徴で、2週間や1ヶ月程度ではないからこそ、見えてくるものがあります。