山崎 智美さん(2016年)

認定NPO法人REALs(リアルズ:旧日本紛争予防センター)は争いを予防し、人と人が共存できる社会をつくる国際NGO。ご寄付は寄付金控除の対象になります。

インターン体験記

山崎 智美さん(2016年)

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応募理由

私は、大学で平和・紛争解決学を専攻し、紛争や貧困などによって選択や行動の幅が極端に限られている人々の抱える課題について学んできました。また、留学中は、ある日本のNGOのフィリピン事務所で半年間のインターンを行い、現地の貧困問題やそれを発生させる構造をより立体的に理解することができました。これらの経験を通じて、将来は紛争地で生きる人々の選択肢を広げられるような働きがしたいと思っていた私は、それを実現するための資質や要素を身に付けたいと考え、JCCPインターンへの応募を決意しました。

インターンの仕事

私が主に担当したのは、国内でJCCPの活動の魅力を伝え、応援してくれるファンや、ともに活動してくれる仲間を増やすためのお仕事でした。まず「JCCPの魅力を伝える」ため、Facebookを通じてJCCPの事業の特徴や成果などを発信しました。また「JCCPのファンを増やす」活動として、事務局を訪問して下さった中高生や大学生に対して、JCCPの活動紹介などを行いました。最後に「JCCPの仲間を増やす」お仕事では、ボランティア管理を担当し、JCCPの理念や活動に共感して下さった方々とともに、紛争地での平和構築事業を支えていく体制の土台を作りました。微力ではありましたが、JCCPの海外事業地と、国内のより多くの人々との間に橋を架ける、重要なお仕事に携わらせていただきました。

インターンを通して学んだこと

上記のお仕事に加え、毎週の事業進捗報告会や、各事業に関する内部勉強会、事業の実施に必要な助成金を獲得するための助成審査会等に出席させていただき、「平和構築」活動は「人道支援」などの活動とどう違うのか、どのように計画され、実施され、評価されているのかについて学ぶことができました。同時に、他のインターンや職員の方々とともにお仕事をする中で、将来自身が国際協力の畑で活躍するにあたり、どのような資質や能力が必要かについて学ぶこともできました。JCCPのインターンを通じてより明確となった将来のビジョンを実現させるため、ここでの学びを活かしながら、今後も必要な力を磨いていきたいと思います。

JCCPでのインターンを考えている方へ

JCCP東京事務局のインターンでは、学校の教室や、海外の拠点・現地事務所では得られない、学びや成長の機会がたくさんあります。私自身、大学では文献や講義など、自分でない誰かのレンズを通してでしか国際問題を学ぶことができなかったため、原体験を持ちたいという強い思いがありました。また、前述のように他NGOの海外事務所でインターン経験のある私ですが、東京事務局では、事業の計画から評価までの段階全体を間近で見ることができ、ドナー(事業の資金提供者)を始めとしたステークホルダー(事業に関わる全ての個人・団体)と各段階でどのように関わっているのかを知ることができました。将来紛争予防や平和構築の分野で働きたい方や、国際協力に興味のある方はぜひ、挑戦してみてください。

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