小池 加奈恵さん(2016年)
応募理由
私は、JCCPの理事長である瀬谷ルミ子さんの著書を読み、瀬谷さん、JCCPのビジョンに賛同し、インターンへの応募を決めました。
そもそも国際協力の分野に興味を持ったのは、高校3年生の時に読んだ、アフガニスタンの妊産婦死亡率の高さに関する新聞記事を読んだことです。日本では当たり前のように安心した環境での診察、出産の機会が提供されています。日本では当たり前のサービスが、ある国では当たり前ではないということに気づき衝撃をうけたことを覚えています。その後も、生まれた場所が違うだけで生きていく上で選ぶことのできる選択肢が大きく異なる、ということに疑問を持っていました。
そんな中、瀬谷さんの著書と出会い、JCCPの「紛争地での生きる選択肢を増やす」活動を知り、強く共感しました。また、以前から裨益者・支援者とより近い距離で活動をするNGOで働くことに関心をもっていたため、応募に至りました。
インターンの仕事
私はIT業務、広報業務、外部対応、その他事業担当職員の補佐を行っていました。
ITの業務では、事務所のインターネット接続の不具合の対処などを行いました。今まで全く知識のなかったサーバーやネット環境について知識をつけることができ大変勉強になりました。
広報業務では、FacebookやTwitter、メールマガジン、HPの更新などを行いました。
今までは情報を得る立場でしたが、インターンでは発信する立場になり、「どう伝えたら興味を持ってもらえるか」などと文章や写真、構成などを考えるようになりました。広報のお仕事を通じて、事業の関連資料を拝見させていただいたり、直接事業担当の方のお話を聞いたりすることができて、事業への理解を深めることができました。また普段は聞けないお話しも聞けて大変興味深かったです。
インターンを通して学んだこと
インターンを通して、JCCPの事業がどのように作られ、どのように管理されているのか、現地や他の機関とどう連携しているのか等多くのことを学ぶことができました。また、インターンの期間中は優秀な職員・インターンの方々に囲まれ、自分に足りないものは何かと考えることもできました。
JCCPでのインターンを考えている方へ
今まで国際開発等を勉強していたけど実務の経験がなかった人、実際にNGOがどう機能しているか学びたい人にぜひ応募をおすすめします。JCCPでのインターンでは沢山の仕事をいただけるので、そこから何を学んでどう活かすかはその人次第だと思います。学ぶ機会は本当に多くあります。東京事務局は、職員・インターンみな仲が良いので、とても楽しく充実した日々が過ごせると思います。