福原 智美さん(2016年)

認定NPO法人REALs(リアルズ:旧日本紛争予防センター)は争いを予防し、人と人が共存できる社会をつくる国際NGO。ご寄付は寄付金控除の対象になります。

インターン体験記

福原 智美さん(2016年)

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応募理由

10代の頃にパレスチナ紛争がきっかけで紛争問題に感心を持つようになりました。留学などの経験を通して、紛争予防に取り組みたいと将来の方向性を決めましたが、自分が今後働いていく場として、企業を通しての貢献が良いのか、NGOが良いのかという迷いがありました。大学卒業後は企業に入社しましたが、企業という、現場とは環境や人の感覚も違う場所での仕事に自分の想いとの大きなギャップを感じ、一度NGOを経験してみたいと考えたことがインターンに応募したきっかけです。紛争問題の中でも、紛争自体を減らしていきたいという思いがあり、国内で唯一、紛争予防を専門とするNGOであるJCCPのインターンに応募しました。

インターンの仕事

私は支援者管理全般、また月に1度配信するメールマガジンの作成を主に担当しながら、外部からの連絡対応、ボランティア管理、事業担当職員の業務補佐など、幅広く業務を行わせて頂きました。
支援者管理は、団体とそれを支える支援者をつなぐ役割として非常にやりがいのある業務だと感じると共に、NGOが運営される仕組みを間近で勉強することができ、貴重な経験をさせて頂いたと思っております。
またメールマガジンの作成・配信業務では、読者へJCCPの事業をさらに身近に感じてもらうため、事業紹介のほかにも現地スタッフへの質問コーナーを設けるなど、様々な工夫を重ねました。また、記事作成にあたり事業のことを学ぶ機会を多く得たため、メールマガジンの作成は、JCCPの事業を深く理解することに繋がりました。
JCCP
でのインターンは幅広く業務を担当するため、仕事量は比較的多い方ではないかと思います。

インターンを通して学んだこと

インターンを始める時から「自分が今後どう国際協力に携わるかを決めたい」という想いで臨んでいたため、そのヒントになることを多く感じ取ることが出来ました。またインターン期間の途中で今後の進路をどうしたいかを決断し、そのために必要な知識やスキル、実務的な部分なども実際に経験しながら学ぶことが出来ました。
一方で、まだまだ自分には圧倒的に足りない部分も痛感しました。こうした危機感を持てたことも非常に大きな収穫だったと思います。

JCCPでのインターンを考えている方へ

私自身、国際協力の現場に入り内側から見てみて初めて分かったことが多くありました。こういった業界に進みたいと思いながらも色々な悩みや迷いがある方は、一度インターンのように内側から見ることのできる環境に身を置くことをぜひおすすめします。JCCPは職員さんも皆さん明るく、楽しい職場です。事業内容も面白いものが多く、職員さんも多様なバックグラウンドがある方々なので、半年間のインターンシップは自分の考えを深めるよい機会になると思います。

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