浅井 研吾さん(2016年)

認定NPO法人REALs(リアルズ:旧日本紛争予防センター)は争いを予防し、人と人が共存できる社会をつくる国際NGO。ご寄付は寄付金控除の対象になります。

インターン体験記

浅井 研吾さん(2016年)

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応募理由

いつ頃からか、日本で何不自由無く生活している自分と、紛争に巻き込まれ亡くなってしまう人々との差に疑問を抱いていました。だからといって、その疑問を解決する具体的な行動をとる事はなく、日本の中学校・高等学校で理科教諭として勤務しました。わだかまりを解決出来るかもしれないと、青年海外協力隊員としてアフリカのモザンビーク共和国に赴任し、3年間主に理科と数学の教員として勤務しました。現地の学校で理科や数学を教える一方で、近所付き合いや同僚との共同生活を通し、住民同士の武力衝突やストリートチルドレンの生活、生活のために窃盗をして住民から私刑を受ける人々の姿や私刑を行う人々の様子などを知ることで、自分の中で抱いていた疑問がより大きくなりました。帰国後は、紛争の抑止につながる平和構築の分野で活動したいと思い、大学院進学を考える一方、様々な紛争予防・平和構築の講演に参加しました。そんな中で、UNHCRJICAの共催で実施されたシンポジウムに参加し、JCCPの活動を知り、平和構築・紛争予防を行うJCCPの活動をより身近に知りたいと思い、インターンに応募しました。

インターンの仕事

支援者データベースのデータ整理・開発を担当しました。その他、事務所内のネットワーク・インフラ整備などIT分野の業務、HPFacebookTwitterの記事作成や更新、メールマガジンの作成・配布など広報業務、海外事業の議事録作成や証憑の整理、事務所での勉強会の準備や開催、会員や寄付をしてくださった方々、ボランティアさんとのやりとりや電話対応、来客対応など様々な業務を担当させて頂きました。
また、海外事業の定例会に出席し、目まぐるしく動く情勢の中で行う事業の進捗状況を知ることが出来たのは貴重な体験となりました。

インターンを通して学んだこと

業務を通して、実施している事業の進捗状況、プロジェクトを実施する大まかな流れを知ることや、勉強会や休憩時間にそれぞれの方の見識・意見を知ることが出来ました。また、私の場合は、支援者データベース業務や支援者対応業務を通して、JCCPへ様々な形で支援戴いている方々とのやりとりを行うことが多く、NPOとしてどのように支援者の方々と連携を取っているのかを知ることは非常に貴重な機会でした。
また、副産物として、業務外でも自然とニュースにアンテナを張るようになり、自身の得手不得手を改めて認識することで、その中でどう立ち振る舞うかを学びました。また教員時代とは別の角度から、自分の苦手なことや不足している部分を認識でき、将来自身が平和構築活動に参加したり、自身でNPOを立ち上げて活動を行う際の課題を想定することで出来ました。

JCCPでのインターンを考えている方へ

紛争予防・平和構築に少しでも関心がある方は是非応募を検討して下さい。日本国内で紛争予防を活動の中心に置くNPOであるJCCPに参加することで、内部・外部向け、定期・不定期など含めると非常に多く紛争予防・平和構築プロジェクトの事業説明や勉強会等へ参加する機会に恵まれます。積極的に参加し、話し合う事で得られる経験は、その後の活動に非常に有益となるでしょう。迷っているなら動いてみませんか。積極的に動くことで、より芯の太い自分を獲得出来ると思います。その場としても、JCCPのインターンは充分相応しいでしょう。Lets take action for PEACE!!

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