片岡 舞さん(2015年)

認定NPO法人REALs(リアルズ:旧日本紛争予防センター)は争いを予防し、人と人が共存できる社会をつくる国際NGO。ご寄付は寄付金控除の対象になります。

インターン体験記

片岡 舞さん(2015年)

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応募理由

高校時代から国際協力に関心があり、大学入学後は国際政治を専攻し、途上国開発や貧困問題を勉強していました。大学三年の冬に、グループ論文執筆のためにニューヨークで国連人道問題調整事務所の方にインタビューをした際に、「人道支援が必要な状況に陥らないようにすることが最も重要である」と言われたことがきっかけで、紛争が起こるメカニズムや紛争予防についての知識をつけたいと思い、インターンに応募しました。

インターンの仕事

主に担当した仕事は広報資料の作成と、JCCPに関わる支援者のデータベース管理です。広報資料は、講演会や展示で使用するパネル、年3、4回発行するJCCPのニュースレター、マンスリーサポーターのチラシを作成しました。デザイン系ソフトのイラストレーターやインデザインを使うのは初めてでしたが、今では多くの機能を使いこなせるようになりました。
JICA
地球ひろばのパネル展示では、自分が作成したパネルが飾られ、多くの人にJCCPの活動を伝えることに貢献でき、嬉しく思いました。
支援者のデータ管理では、新しい支援者情報のデータベースへの登録や、過去のデータベースの整理を行いました。膨大な情報の整理には多くの時間を要しましたが、寄付者の方々、外務省や他のNGO、教育機関やメディアなど、さまざまな人が関わって、JCCPの活動が成り立っていることを知ることができ、学びの多い業務でした。

インターンを通して学んだこと

JCCPのインターンで一番勉強になったのは、実際にどのように紛争予防の事業が実行されているのかを理解できたことです。どのように事業案を作り、資金を調達しているのか、どのように東京本部と海外の事務所で連携を取っているのかなど、東京本部で働くことで見えてくることがたくさんありました。このような事業の実践方法は机上の勉強ではなかなか学ぶことが難しいため、JCCPでのインターンを通じて、NGOの仕事について理解を深めることができて本当によかったと思います。
また、月に一度の内部勉強会では、職員や他のNGOや大使館で勤務経験のある方から、アフリカの特定の国や国際協力分野のお仕事の話を聞くことができました。このように、国際協力の分野で働くプロフェッショナルな方々と直接話しをすることができるのも、JCCPで働く魅力のひとつです。私は大学四年の春にインターンを始め、進路について悩むことも多くありましたが、海外の大学院に進学経験のある職員の方、勉強会のゲストスピーカーの方、一緒に働く他のインターン生や元インターンの方など、キャリアについて相談できる方とたくさん出会うことができました。

JCCPでのインターンを考えている方へ

JCCPでは、職員の方とインターンの距離が近いことも特徴的です。NGOで働くってどんな感じなんだろう、と疑問に思っている方には、職員の方の仕事を身近に見ることができるため、インターンが終わる頃には具体的なイメージを持つことができると思います。
インターンでどれくらい多くの知識、経験やスキルが得られるかどうかは、インターンの期間をどのように過ごすかによって変わっていくと思います。積極的になんでも学んでいこうという姿勢があれば、将来につながるかけがえのない経験ができるでしょう。なにかにチャレンジしたい!という気持ちがある方は、ぜひ応募してみてください。

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