宍倉 惠さん(2014年)

認定NPO法人REALs(リアルズ:旧日本紛争予防センター)は争いを予防し、人と人が共存できる社会をつくる国際NGO。ご寄付は寄付金控除の対象になります。

インターン体験記

宍倉 惠さん(2014年)

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応募理由

平和構築や紛争予防に興味があり、大学のゼミや講義での理論の勉強だけでなく、実際の活動に関わってみたいと思いました。
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年生から始まるゼミでの勉強とインターンを並行して行いたかったので、2年生の終わり頃からNPO団体のインターン募集を探し始め、一番興味のあった平和構築の分野で活動をしているJCCPに応募することを決めました。また、就職活動が始まる直前の3年生の前期というタイミングでインターンを経験することで、自分が将来「働く」ことへの具体的なイメージを持つことができるようになってきたと感じています。この貴重な経験は、大学卒業後の進路について具体的に考える非常に良い機会となりました。

インターンの仕事

広報活動が主な仕事でした。私は、ホームページの更新や、メルマガ配信、動画の制作などを行いました。
活動紹介動画の制作は、インターンとして働き始めてから最初に取り組んだ仕事のひとつであり、構成づくりや素材集めなどのプロジェクト初期から、動画サイトへの投稿や広報媒体への掲載、DVD制作など最後まで関わったので、完成した時には心から嬉しく思いました。
ホームページに関しては、通常の更新作業に加え、インターン後半では、リニューアルするための新しいページの作成にも携わりました。ウェブデザインは初めての経験でしたが、JCCPの活動の魅力を伝えるための最も重要な広報媒体のひとつであるホームページの構成やデザインを考え作成したことは、インターン締めくくりの大きな仕事として、非常に充実していたと思います。
他にも、英語資料の翻訳、高校生向けの体験学習での進行や職員のワークショップのアシスタント、電話応対など、幅広い仕事を行いました。

インターンを通して学んだこと

事務所で働く、ということ自体が始めての体験だったので全てが新鮮でした。
プロジェクトの進捗管理も担当したので、目標を設定し、計画を立て、計画通りに進まなかったときに計画を見直す、という制作活動をする際の基本の部分を学ぶことができました。
週に一度の東京本部職員・インターン全員が参加する打ち合わせや、現地事務所から届く報告書などの資料の翻訳を通して、日本と現地の活動がどのようにつながっているのかを学ぶことができました。大使館や外務省、国際機関、JCCPをはじめとしたNPO団体の相互関係についても理解が深まりました。
また、知識・経験豊富な職員さんから平和構築や紛争予防についての研修をしていただいたり、月に一度の勉強会では、国際協力団体や大使館など紛争地で働いた経験をお持ちの方をゲストとしてお迎えしお話をいただくなどJCCPに勤務していなければ体験できない貴重な機会をいただき大変勉強になりました。JCCPで得た知識・体験したこと・感じたことは、これから先の人生で糧となるだろうと自信を持って言うことができます。

JCCPでのインターンを考えている方へ

初めはわからないことが多いと思いますが、紛争予防や平和構築についてもっと知りたい、わからないことを勉強したい、という気持ちややる気があれば、インターンとしての仕事はより充実したものとなり、講義では学べない様々なことが学べる非常に良い機会を得られます。自分の目で見て動いてみることで、今までの感じ方や考え方が変わるかもしれません。私にとってJCCPは、これから生きていく上で大切にしたいことを考えるきっかけを与えてくれる場所でもありました。
そして、インターンをするからには、JCCPの活動にプラスになる何かを残すぞ、という強い気持ちを持って仕事に取り組んでください。
悩んでいるときにはアドバイスを下さり、うまく出来たときにはきちんと評価してくださる素敵な職員さんたちと、元気いっぱいのインターンがあなたをお待ちしています。

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