事務局長補佐:檜山怜美さん(2013年)
大学入学してまも なく、難民支援を行う団体を友人と立ち上げ・運営したことで、社会問題の解決やNGOというアクターに、元々関心がありました。加えて、大学2年時にバルカン地域での短期ボランティアに参加したことがきっかけで、当地域で活動する団体を探していたところ、日本紛争予防センタ―(JCCP)が当時、マケドニアで民族融和事業を行っていることを知りました。瀬谷ルミ子事務局長(当時)を取材した番組を高校生のときに拝見し、JCCPのことは以前から存じていましたが、勝手ながら、その時これも何かのご縁と感じました。NGO・NPOの活動を少しでも学びたい、そこでプロフェッショナルとして働く職員の方々と一緒に働かせていただきたい、という漠然とした思いから、インターンに応募しました。応募当時は大学3年の冬、インターン開始は大学4年の春でした。
インターンの仕事
私の仕事は、大きくわけて、事務局長や職員の方々に対するメディアからの取材や、講演依頼に関わる調整と、広報関連の業務です。他にも、これまで東京本部事務局の物品管理やファンドレイジングに関わる業務などにも携わってきました。最近では、私の希望から、海外事業に関わる業務にも関わり始めました。
取材・講演依頼の調整は、具体的には、メールや電話を通じて依頼先の方と職員の間の日程の調整をはじめとしたアレンジメントを行います。広報関連業務では、メールマガジンやニュースレターなどの編集・発行や、ホームページの更新、SNSを通じた情報発信など、多岐に渡ります。広報関連の業務に関わるインターンは、デザイン系ソフトの編集経験や、ITに関する知識が少しでもあると良いと思います。またインターンは、「学ぶ」という受け身の姿勢だけではなく、積極的に自ら貢献できることを考え、スキルアップを目指して日々業務に関わっていく姿勢が大切だと思っています。
大学在学中は卒業論文の執筆で勤務日が不定期になった時期も事務局の方々にご配慮と激励をいただくなど、これまで多くの方に支えられながら、インターンを続けることができました。また地域的にも、バルカンしか知らなかった私ですが、インターンを通して、最近アフリカにも関心が湧いてきました。