株式会社ササキアロエ様からのご支援

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株式会社ササキアロエ様からのご支援

静岡県伊豆地方で約60年の間アロエの栽培・加工を続けていらっしゃいます、株式会社ササキアロエ様よりご支援をいただきました。 
ササキアロエ様からご寄付いただいたアロエ石鹸100個は、南スーダンにあるジュバ孤児院に寄贈いたしました。 
株式会社ササキアロエ様の温かいご支援に深く御礼申し上げます。

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セレモニー後:石鹸を手にする子どもたちとREALs職員

■ジュバ孤児院と支援の背景

南スーダン共和国では、2011年の独立以前から現在も紛争状態が続いています。その中で、多くの子どもたちが親を失い、孤児となっています。REALsは、2014年から南スーダンの首都ジュバ市にあるジュバ孤児院で生活必需品の寄付支援を行ってきました。 
 
ジュバ孤児院は南スーダン政府(ジェンダー社会福祉省)の管轄下にある、公立の孤児院です。2016年3月時点で90人の孤児が暮らし、10名ほどのソーシャルワーカーが彼らの身の回りの世話をしています。ジュバ孤児院の運営は、南スーダン政府からの補助金と一般からの寄付で賄われていますが、不安定な状態にある南スーダン政府からの補助金は遅れがちで、子どもたちの生活に必要な経費(食費、教育費、医療費等)を十分に得られていない状態です。そこでREALsは、ジュバ孤児院の子どもたちに生活必需品(蚊帳、毛布、下着など)の寄付を行ってきたほか、ソーシャルワーカーと連携してモニタリングを継続するなど、同院と継続的な関係を築いています。 
 
ここで暮らす子どもたちの衛生環境は、未だ良い状態とは言えません。資金が十分に得られない時には、洗濯費や子どもたちへの日用品の支給が削られてしまいます。体を洗う石鹸なども一人一人に配られることはありません。しかし南スーダンでは、特に雨期になるとコレラなどの病気が発生しやすくなり、身の周りを清潔に保つことがとても重要です。医療機関や薬の普及が不十分な現地では、治療ができずに死に至ることもあります。 

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孤児院代表として挨拶する青年

■株式会社ササキアロエ様からのご支援

今回は、株式会社ササキアロエ様のご厚意で、孤児90人にいきわたるよう、100個のアロエ石鹸をご寄贈いただきました。石鹸は、REALs東京本部より事務局長と事業担当が南スーダンに出張し、直接届けて参りました。 
 
受け渡し当日には、ジュバ孤児院がセレモニーを開催し、感謝の意を示してくれました。参加者はジェンダー社会福祉省の担当者、孤児院のソーシャルワーカーと子どもたちなどおよそ40名。セレモニーの中で、ジュバ孤児院事務長、ジェンダー社会開発省担当者、子どもの代表より株式会社ササキアロエ様へ感謝の挨拶があり、その後、REALs職員より子どもたちへアロエ石鹸が手渡されました。子どもたちの嬉しそうに受け取ってくれる顔がとても印象的でした。大人からは、石鹸の質の高さに驚く声が聞かれました。 
 
ササキアロエ様の石鹸で、子どもたちが身の周りを清潔にし、健康に雨期を乗り切ってくれることを願っています。 
 
株式会社ササキアロエ様のご厚意に心より感謝申し上げます。 
 
株式会社ササキアロエのウェブページ:http://www.aloeya.co.jp

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石鹸を手渡す当時の事務局長 

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セレモニーの様子 (右端)JCCP現地職員

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