- 物資
南スーダン、国内避難民キャンプの夜を照らすソーラーランタンを受け取った人の声_ランドポート(株)様のご支援
ランドポート(株)様からソーラーランタン「CARRY THE SUN®」1,000個をいただき、南スーダンの国内避難民キャンプで暮らす人たちに届けました。
国内避難民キャンプでの生活で実際にソーラーランタンを使った方からの声を紹介します。
夜の間、家の中でも外でもソーラーランタンの灯りに助けられています
私は国内避難民キャンプで暮らしていて、ソーラーランタンを受け取りました。夜の間、ソーラーランタンの明かりは多くのことで私や家族を助けてくれています。
たとえば赤ちゃんが夜中に用を足したとき、ソーラーランタンの明かりで着替えさせ、清潔にしてあげることができるようになりました。また、明かりがあると夜でも虫に気付けるので、刺されないように自分たちを守ることもできます。私には学校に通う娘もいるのですが、夜に宿題もできるようになりました。
ソーラーランタンのおかげで夜でもトイレに行きやすくなりました。キャンプには共用のトイレしかなく私たちの家からは少し距離があります。夜のトイレにはヘビのような危険な動物や虫がいることもありますが、ソーラーランタンの明かりがあれば危険を避けることができます。
私たち国内避難民にソーラーランタンを送ってくれたランドポートさんに、心からの感謝を伝えたいです。すばらしい、貴重な支援でした。お金のかからない太陽光により充電ができることで、多くの人が明かりを使えるようになりました。この支援が続けばと願っています。
アルビノ・ウライさん(男性) 、グンボ国内避難民キャンプ
夜でも子どもが勉強できるようになりました。赤ちゃんのお世話でも助けられています
私は2016年からグンボ国内避難民キャンプで暮らしています。ソーラーランタンをいただいていろんな場面で役立っています。
小学校に通う子どもたちがテストに向けて夜でも勉強できるようになりました。ソーラーランタンをいただく前は明かりになるものがなく、夜に勉強することはできませんでした。
育児についてもソーラーランタンにはとても助けられていて、特に授乳中の人たちは夜、赤ちゃんのおむつを替えるのに使っています。
ソーラーランタンによって私や子どもたちを支援してくださって、ランドポートさんに感謝しています。
モニカ・セオフィラスさん(女性)、グンボ国内避難民キャンプ
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灯りがないことは、国内避難民の夜間の生活をより過酷にします。
夜中に言い争う声が聞こえても灯りがなく助けに行けない、真っ暗ななかで屋外のトイレに行くときに性暴力の危険がある、ライト代わりにした携帯をギャングにひったくられる、そうした危険がありました。
照明や窓のないテントは昼でも暗いことも多いなか、ソーラーランタンが避難民の人たちの生活を照らしています。
ソーラーランタンを買うと、灯りがひとつ誰かの手元に届く
今回届けたソーラーランタン「CARRY THE SUN®」は、ランドポート(株)様が実施している、BUY ONE GIVE ONEⓇというプログラムで南スーダンに届けることができました。
このプログラムでは、ランドポート公式ストア(日本)でひとつCARRY THE SUNⓇが購入されるたび、灯りを必要とする地域にひとつCARRY THE SUNⓇが届きます。
左:ランドポート株式会社代表者 傳馬 綾様、右:REALs理事長 瀬谷ルミ子