- 人材協力
株式会社ベネッセ様からのご支援(2013年)
株式会社ベネッセコーポレーション様より、
南スーダンの子供たちへの衛生教育・HIV予防啓発に関するイラスト作成へのご協力をいただきました。
株式会社ベネッセコーポレーション様からの温かいご支援に感謝を申し上げます。
REALsでは現在孤児を対象に衛生啓発を行っています。
衛生は南スーダンにおける大きな課題で、対象の子ども達が将来にわたって健康に生きていくための基礎知識を提供しています。HIV/エイズ・薬物については、彼らの生活に直接関係がないようにも思われますが、将来のリスクに備えるための予備知識を与える、HIV保有者・エイズ罹患者・薬物中毒に陥っている人々に対する無用な偏見や差別をなくす、HIV/エイズ・薬物自体に対する誤解をもたせないために啓発を行っています。
今までは現地スタッフが内容をより分かりやすく子供達に伝える為に、手書きで絵を書いたり、他の資料を参照するなど様々な工夫をしていましたが、ベネッセ様からのご提案により、イラストやストーリー仕立ての紙芝居を作成することになりました。
現地の習慣、服装や建物などの様子をベネッセのご担当者様との間で何度もやり取りを重ねながら、実際には4名のイラストレーター様にご担当頂き、現地スタッフとも確認しあいながら、とても素晴らしいイラストが完成いたしました。
まだ実際の啓発の様子は残念ながらお伝えできませんが、いずれご報告できればと考えております。
1月28日には、現状のご報告を兼ねて、ベネッセ様をお伺いし、南スーダン代表中嶋より活動の説明をさせて頂きました。教育について、教材について、いろいろ活発な質疑応答が交わされ、新しい学びの機会となると共に、企業様との協働の新しい形になったのではと考えております。
改めて、株式会社ベネッセコーポレーション様の皆様のご厚意に深く感謝申し上げます。