アフガニスタン|女性に希望の光を 脅かされる命と自由(募金のお願い)

認定NPO法人REALs(リアルズ:旧日本紛争予防センター)は争いを予防し、人と人が共存できる社会をつくる国際NGO。ご寄付は寄付金控除の対象になります。

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アフガニスタン|女性に希望の光を おびやかされる命と自由(募金のお願い)

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2021年8月、アフガニスタン政府が崩壊し、タリバン暫定政権が発足。

 

女子への中学校以上の教育停止を皮切りに、就労や男性親族の付き添いなしでの遠出の禁止など、女性や少女を抑圧する決定が次々に行われています。

 

2021年、私は大学に入るはずだった。

でもこの3年間ずっと、アフガニスタンで女の子は中学校にも通えていない。

私たちの夢は砕け散って、世界中から居場所がなくなってしまった。

10代からジャーナリストとして

活動してきた20代前半の女性 

 

学ぶことも働くことも禁止された女性。

 

「自分は学ぶことも、夢や希望を持つこともできない」という不安や絶望が広がっています。
学校にいけず将来への希望をなくした少女たちの自殺が後を断ちません。

 

アフガニスタンに対する国際社会の関心は薄れる一方、この3年間、アフガニスタンで女性たちの置かれた状況は悪化の一途を辿っています。

 

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アフガニスタンで女性の未来が暗く閉ざされるなか、自由だけでなく命まで脅かされる女性たちがいます。

 

ISSUE
女性の命と自由を脅かす課題
 
ISSUE 1

女性の権利のために声を上げたことで殺害予告を受ける

タリバン暫定政権が発足する前、女性の権利のために活動していた人たちが、その経歴を理由に迫害にあっています。大学の教授として女性を教えていたことで家族全員に死刑宣告を出された人もいます。

 

女性はさらに性暴力を受けたり、強制的に結婚させられたりする危険にもさらされています。

 

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「私たちはアフガニスタンで深刻な状況にいる。アフガニスタンからの退避を助けてほしい」
潜伏生活を送る家族が自らの状況を伝えるために送ってくれたメッセージ
 

アフガニスタンで危機にある女性の声

私はアフガニスタンのテレビ局でレポーターとして働きながら、作家として詩作や執筆も行ってきました。

 

はじめて出した詩集は自由のために闘う女性についてのもので、私の詩が励ましになり、もっと多くの女性が活躍できるようになればと考えていました。

 

しかしカブール陥落後、私はメディアに出ることを禁止され、身の安全をおびやかす内容の脅迫状を受け取って命の危険を感じるようになりました。

 

 
 
ISSUE 2

未亡人ながら女性であるため働くことができず、
子どもたちを養えない

シングルマザーや夫を失った女性など、家族に男性がいない場合も女性は働くことができず、収入を得ることは困難です。

 

生活が立ちいかなくなった家庭は薬や教育を諦めたり、幼い娘を児童婚に出したり、家族が生き延びるために深刻な苦痛を伴う究極の選択に追い込まれていきます。

 

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REALsの生活状況の調査に答えるアフガニスタンの親子(左の2人)
 

アフガニスタンで危機にある女性の声

私は夫と息子を亡くし、シングルマザーとして義理の娘と幼い孫たちと暮らしています。義理の娘は病気にかかっており、私も女性であることで働くことが出来ません。

 

孫のひとりが路上でビニール袋を売ってくれていますが収入はとても少なく、一日中空腹な日もよくあります。

 

 

女性たちが先の見えない暗闇に閉じ込められていくなかで、

一筋の希望の光となる支援が必要とされています。

  

 

Our Approach
REALsの取り組み
 
Our Approach 1

脅迫や殺害予告を受けた女性の安全を確保し、第3国に退避させる

REALsは2021年9月からアフガニスタンで命の危険にある人の安全を確保し、第3国への国外退避を行う活動に取り組んでいます。

 

3,000人を超える方からのご支援で、これまでに男女合わせて1,000人以上に保護支援を提供し、300人以上の国外退避を実現してきました。

 

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明日も無事でいられるかわからない恐怖のなか隠れ家を転々とする女性たちが、また安心して生きていけるよう支援を行います。

 

支援を受けた人の声

私は元々大統領府で機密情報を扱っていました。政変後は元政府職員が一人ずつ殺されたり行方不明になったりして、不安と緊張で生きた心地がしませんでした。

 

REALsの支援で安全な場所に退避でき、やっと生きている実感が戻りました。この支援の意味や価値の重さは死の気配を身近に感じた者にしか理解できないでしょう。

 

支援をしてくれた皆さんに日々感謝し、いつも想い続けています。

2年の潜伏・待機期間を経て退避が実現した20代の女性

 

 

 

Our Approach 2

困窮した世帯が生きていくための支援を届ける

女性が働くことを禁止され、外出にも制限がかかるなか、未亡人などを中心に女性世帯主の家庭の実に96%が満足な食料を得られない状況に置かれています(※)。子どもたちにパン1枚も買うことができず、絶望から命を絶った人もいます。

 

REALsは女性をはじめ高齢者や障がい者、避難民の人々など、アフガニスタンで困窮した5万人以上に食料・現金支援を届けてきました。

 

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REALsの現金支援を受け取る家族
 

生きていくために子どもを働かせたり、幼い娘を結婚させたり、苦渋の選択を迫られた人たちが命と生活をつないでいけるよう、支援を行います。

 

支援を受けた人の声

私は夫と4人の幼い娘と暮らしています。夫は高齢で働けず私が羊毛を紡いでいますが、収入はとても少なく、食料を買うために食器を売ることもありました。

 

REALsから支援について電話をもらったのは、ほんの少し前に娘たちに「小麦粉がもうないよ、どうしよう」と話していたときでした。翌日には支援物資の食べ物を受け取りました。

 

支援をいただいたことに、家族全員とても感謝しています。

REALsの食料支援を受け取った女性

 

 

暗闇のなかにいる女性たちがまずは命をつなぎ、また希望をもって人生を歩んでいけるように。

 

2021年8月までは学び、働き、社会のあらゆる場所で活躍していたアフガニスタンの女性たち。

その日常は一夜にして打ち砕かれました。

 

アフガニスタンの女性に希望の光を届けるために、ご寄付でご協力をお願いします。

ご支援が命に直結します。

 

本当に苦しい状況のなかで届いた支援は、受け取った人のその後の人生を照らすほどの希望になります。

 

アフガニスタンで暗闇のなかにいる女性たちに希望の光を届けるために、ご支援をよろしくお願いします。

 

ご支援の使い道

頂いたご支援で、アフガニスタンの女性たちのための以下の活動を行います。

 

命の危険にある人たちへの国外退避・保護支援

アフガニスタン国内の隠れ家および周辺国での住居の手配、退避が実現するまでの生活費の支援、査証・ビザ・パスポートの取得費用、退避にあたる渡航費、安全対策費用など

 

「子どもたち含めて命の危険があるが、査証のための1万円が払えず、恐怖のなか居場所を転々としている」という人もいます。

 

妊娠中の女性には隠れ家に助産師を派遣するなど、退避を無事に実現するために退避者それぞれが必要とする支援を提供します。

 

困窮した女性世帯が生きていくための食料支援

最低限の食料を確保することもできない女性が世帯主の家庭や女性避難民の家庭に食料または現金を支給します。

 
アフガニスタンでは1万円あれば、困窮した7人一家族に必要な一か月分の小麦粉や豆、料理油などの食料を届けることができます。

 

病気の家族がいる場合は、支援により食料費をまかなうことで必要な医療費をねん出することができます。

 

より多くのご支援が集まれば、アフガニスタンの女性が生計を立てる限られた手段である農業分野の起業支援を実施できる可能性があります。

 

団体運営費、支援に係るスタッフの人件費など

 

※社会情勢の変化により上記の支援の実施ができなくなった場合も、その時点でのアフガニスタンの人々のニーズに基づいた支援活動に資金を活用いたします。

 

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