南スーダン:新型コロナウイルス感染予防のため緊急支援を開始

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REALsからのお知らせ

南スーダン:新型コロナウイルス感染予防のため緊急支援を開始

国内避難民サイトで、新型コロナウイルス感染症対策支援を行います

REALs (Reach Alternatives)は、ジャパン・プラットフォーム(JPF) の助成を受け、5月1日より南スーダンの首都ジュバ市のマンガテン国内避難民サイトで、新型コロナウイルス感染予防のための緊急支援事業を開始しました。石けんや消毒薬など衛生用品の配布や手洗い用の水の給水を行うとともに、予防啓発活動を実施します。

マンガテン国内避難民サイトでは約11,000人(約2,200世帯)が暮らしています。もともと井戸、トイレなどがほとんどなく衛生環境は非常に劣悪です。
現時点ではサイト内での感染者は報告されていませんが、国内での感染者数が増え続ける中、ひとたび感染が起これば爆発的に拡大する恐れがあります。さらに医療体制も十分に整っておらず人々は不安を募らせています。

そこでREALsはサイトに住む全世帯に対し、1)石けんや消毒液など衛生用品の配布、2)給水車による水の提供、3)感染予防の知識や相談できる医療機関の連絡先などを掲載したリーフレットの配布を行います。さらに、ジャパン・プラットフォームの助成による本事業と並行して別途、4)井戸およびトイレの修復、5)紛争予防研修、6)井戸・トイレのメンテナンス研修、7)衛生研修から成る事業も行います。

両事業の実施により包括的にマンガテン国内避難民サイトの衛生環境を改善し、新型コロナウイルスの感染予防・拡大防止に取り組んでいきます。
皆様の温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

●REALsの南スーダンでの活動はこちら

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