分断の時代に、皆さまと共に歩んだ一年|瀬谷ルミ子

認定NPO法人REALs(リアルズ:旧日本紛争予防センター)は争いを予防し、人と人が共存できる社会をつくる国際NGO。ご寄付は寄付金控除の対象になります。

REALsからのお知らせ

分断の時代に、皆さまと共に歩んだ一年|瀬谷ルミ子

 

いつもリアルズ(REALs)の活動を支えてくださり、ありがとうございます。理事長の瀬谷ルミ子です。
今年も、世界各地で紛争や分断が続く一年となりました。
同時に、シリアのように、長年の独裁政権が集結し、希望の芽があらわれた国もありました。
 
リアルズは、今年も「現地の人びとと共に、持続する平和をつくる」という姿勢を大切にしながら、現場に根ざした取り組みを続けてきました。
そんななか、平和か戦争かの岐路に立つシリアでは、サポーター、支援者、クラウドファンディングご寄付者など多くの方々のご支援を受け、平和構築プロジェクトを開始することができました。
内戦と国境閉鎖により長年立ち入ることが叶わなかったシリアに、今年10月から11月にかけては私が直接おもむき、分断が残る地域に平和を取り戻すため人びとと直接向き合いながら活動を進めることができました。
現地では、対話や信頼醸成の担い手となる人びとと時間を共にし、紛争を経験してきた社会の中で、何が今、可能なのか、何が次につながるのかを一緒に考え、実践してきました。


12月には、シリアで平和構築と紛争解決の担い手をシリアの人々自身が育成できるよう、指導員となるリーダー育成研修を私が3日かけて直接行いました。
報告書や画面越しでは見えない現実を前に、平和構築は「理論」だけではなく、「関係性の積み重ね」であることを、改めて強く実感する機会でもありました。
これらの取り組みは、皆さまからのご支援がなければ実現しなかったものです。

 

アフガニスタンでは、今年9月の大地震への医療・緊急物資配布支援や、いまだ迫害から逃れる術を求める人々への退避支援でも、ご支援のおかげで数百人規模の命を救うことができています。
 
この年の瀬にも、アフガニスタンで命を狙われリアルズ支援で隣国に退避し潜伏生活してた女性活動家と娘がカナダに受け入れが決定したという嬉しい進捗がありました。アフガニスタン危機が起きた4年前に、怯える2人の様子に涙が出て、殺される前に救わなければと覚悟したことを思い出します。
 
今年は、こうしたリアルズでの取り組みが評価されたこともあり、読売国際協力賞を受賞することができました。この受賞は、私個人やリアルズだけの成果ではなく、長年にわたり活動を信頼し支えてくださった皆さま、そして困難な状況の中で共に歩んできた現地の人びとの存在があってこそのものです。
日々、応援・ご支援頂く皆さまのおかげで、どれだけ目の前に立ちふさがるものがあっても、一歩、また一歩と、前に進むことを続けることができています。
本当に言葉で言い尽くせないほど、皆さんの応援の一言一言、支援をしてくださる行動が、私の原動力になっているのです。
 
年を越えても続く紛争地での取り組みを止めず、現地の人びとが社会の中で平和を支え続けていくための土台を育てる活動を続けて参ります。


皆さまからのご支援が、現地で出会った人びとの「次の一歩」を支える力になります。
本年も本当にありがとうございました。
どうぞ穏やかな年末年始をお過ごしください。
 
リアルズ理事長 瀬谷ルミ子

 

 

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