REALsのマンスリーサポーターになる

認定NPO法人REALs(リアルズ:旧日本紛争予防センター)は争いを予防し、人と人が共存できる社会をつくる国際NGO。ご寄付は寄付金控除の対象になります。

REALsからのお知らせ

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継続的に支援する

 REALsでは、毎月定額をご支援いただくマンスリーサポーターを募集しています。
継続的なご寄付は安定した活動を支え、現地の人々の未来を作ります。
マンスリーサポーターとして、REALsの争い予防の活動に加わりませんか?
※認定NPO法人REALsへのご寄付は寄付金控除の対象となります。

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争い予防の選択肢を、もっと

 紛争やテロ、社会的な暴力などの争いは、命を危険にさらすだけでなく、その影響下で暮らす人たちに暴力を体験することによるトラウマや心の傷、経済的困窮による児童婚や、不安やストレスによる家庭内暴力などのジェンダーに根差した暴力のリスクなど、深刻な影響を与えます。

 REALsは「紛争・テロ・社会的な暴力」を防ぎ、乗り越え、共存できる社会の実現を目指す国際NGOとして、争いの当事者となった人たち—被害者、加害者、間接的に関与した人—が、争いから抜け出し共存できる明日を選んでいけるように、当事者とともに問題解決へのリアルな選択肢をつくり、実行しています。

REALsの争い予防のとりくみ

 REALsは現在、トルコ、シリア、南スーダン、ケニア、ソマリア、そしてアフガニスタンで活動しています。いただいたご寄付は各地での活動費として大切に使わせていただきます。


 REALsがいま取り組んでいる活動には、以下のようなものがあります。


▼トルコで暮らすシリア難民一人ひとりの悩みや問題に応じた支援提供のしくみづくり

 争いの影響を受けた心をケアし、立ち直るためのよりどころとなるように。REALsはとくに支援の手が不足している地域で相談窓口を設け、一人ひとりの悩みや問題に対応した支援の提供や関連機関・団体との協力のしくみづくりを行っています。


▼シリアの最前線で活動する女性支援団体へ、ジェンダーに根差した暴力の予防・対応の能力強化

 ジェンダーに根差した暴力は表面化しづらく、女性や少女の未来を閉ざしてしまうことがあります。REALsはシリアの難民や国内避難民の女性たちが自由を得てその本来の力を発揮できるよう、シリアの最前線で活動する団体にジェンダーに根差した暴力の予防・対応の能力強化研修を行っています。


▼南スーダンの国内避難民キャンプで、コミュニティ自身で争いを予防できるしくみづくり

 争いが起きる前に「予防する」。集団間、また周辺地区との間で緊張状態が発生している南スーダンの国内避難民キャンプで、コミュニティのパトロールや啓発活動を担う人材を育成し、関連機関・組織のネットワークを作ることで、コミュニティが自身の手で暴力的な争いの発生を予防できるしくみづくりを行っています。


▼アフガニスタン国外退避・保護支援
 2021年8月以降、アフガニスタン国内で命の危険にさらされている人たちの国外退避・保護支援を行っています。世界各国の政府や有志と連携し、退避・保護を必要とする一人ひとりと密接な連絡を取りながら安全な国にたどり着けるよう支援しています。

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心理社会カウンセラーによる心理社会的サポートの様子(トルコ)

マンスリーサポーターとしてのご支援

 マンスリーサポーター制度では、毎月定額のご支援により、争い予防の活動をご支援いただきます。ご支援により現地の人や社会に生み出された変化や活動の進捗は、メールマガジンや年2回(夏・冬)のニュースレターでお届けいたします。


 現地の人を変え、しくみを変え、社会を変えて争い予防を持続的なものにしていくためには、長い時間が必要です。皆さまからの継続的なご支援はREALsの安定した活動を支え、現地に変化を根付かせる大きな力となります。

マンスリーサポーターとして、REALsの争い予防の活動に加わっていただけないでしょうか?


 3年間のとりくみにより、コミュニティの手で持続的に行われる心のケアのしくみを作り、暴力的過激化予防を行ったケニアの事例を紹介します。

事例:心のケアと暴力的過激化予防をコミュニティの手で

 ケニアの首都ナイロビ市イースリー地区には、隣国ソマリアから流入したソマリ系の住民が多く暮らしています。ソマリアを拠点に活動するイスラム系武装勢力アル・シャバーブのテロがケニアでも大きな問題となるなかで、過激派による勧誘が多発するイースリー地区では、治安当局による住民への過度な取り締まりや差別的な対応が報告されています。


 暴力的過激派組織による勧誘が多発していることに加え、住民の多くが治安当局の過度な取り締まりへの恨みや恐怖、経済的困窮や将来への不安を抱える一方、そうした悩みや問題を相談できる場は欠如しており、結果として過激化の高いリスクにつながっていました。


 REALsは2018年3月から2021年5月までの約3年をかけて、同地区で心のケアを行う人材を育成し、併せて彼ら・彼女らが自立した収入を得るためのビジネス研修や起業支援を行うことで、コミュニティの手によって悩みを抱える住民に有志のケアが提供される持続的なしくみを作りました。また暴力的過激化予防の行動計画を若者主体のものから警察や行政官など地域関係者によるものまで段階的に策定・発展させていくことで、地域関係者が協力して暴力的過激化予防に取り組める態勢を整えました。

 そのことにより、3年間で心のケアを身に付けた人材の29/30人が進学・就労・起業して生活を安定させており、事業実施後に現地で行った調査では90%の人が地区の治安が改善したと回答しています。また、育成された人材により2つの支援団体が設立されました。

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『暴力的過激化予防のコミュニティ行動計画』の策定のための、地域の関係者の話し合いの様子(ケニア)

寄付金控除について

 認定NPO法人であるREALsへのご寄付は、寄付金控除の対象となり、ご寄付の最大5割が還付されます。REALsが発行する寄付金受領証明書(領収書)を、確定申告の際にご提出ください。


 マンスリーサポーターとしてのご寄付の領収書は1年分をまとめて翌1月にお送りいたします。

なお、寄付金控除の対象年は当団体への入金日に基づきます。クレジットカードでのご寄付の場合、お申込みからREALsへの入金までに約1~2カ月かかるため、11月以降のご寄付は寄付金控除の対象が翌年となる可能性がございます。あらかじめご了承ください。

 寄附金控除について、詳しくはこちらのページをご覧ください。

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