8月4日(日)|REALs(リアルズ) ×ペンクラブ 共催イベント(企画/獄中作家・人権委員会)「アフガニスタン 脅かされる命と表現」募集開始 

認定NPO法人REALs(リアルズ:旧日本紛争予防センター)は争いを予防し、人と人が共存できる社会をつくる国際NGO。ご寄付は寄付金控除の対象になります。

REALsからのお知らせ

8月4日(日)|REALs(リアルズ) ×日本ペンクラブ 共催イベント(企画/獄中作家・人権委員会)「アフガニスタン 脅かされる命と表現」募集開始 

 アフガニスタンでタリバンが再び権力を掌握して3年が経ちます。女性の教育や就労が厳しく制限され、詩作禁止令も発令されました。アフガニスタンで命の危険に晒されている人たちの退避や保護支援を続けているREALsは日本ペンクラブと共催でイベント「アフガニスタン 脅かされる命と表現」を開催します。企画は獄中作家・人権委員会(日本ペンクラブ)。REALs理事長、瀬谷ルミ子が講演・解説で登壇します。アフガニスタンの現状や、命や尊厳、表現の自由を奪われている人々について知っていただくために、ぜひご参加ください。

日時:8月4日(日)午後2時~4時
※オンラインと対面のハイブリッド開催
開催場所:日本ペンクラブ会議室 中央区日本橋兜町20-3
金額:対面視聴:30人(一般1000円 学生無料)、オンライン視聴:500人(無料)
申込:Peatixにて参加申込
 
 
※peatixサイトに移動します
【プログラム】
第一部  講演 瀬谷ルミ子
    アフガニスタンの現状、迫害される人々の声、REALsの取りくみについて
第二部  ①イギリスに避難しているアフガニスタン女性ジャーナリストのビデオメッセージ
     解説/瀬谷ルミ子 聞き手/小林エリカ
    ②アフガニスタン女性詩人の詩の朗読
     解説/瀬谷ルミ子 聞き手/小林エリカ 朗読/鴻巣友季子
    ③アフガニスタンから避難した人々の声
     紹介/小林エリカ

【司会】
中島京子(小説家/獄中作家・人権委員長)
出版社勤務ののちフリーライターに。アメリカ滞在を経て『FUTON』(講談社)でデビュー。2010年に『小さいおうち』(文藝春秋)で直木三十五賞、15年に『かたづの!』(集英社)で柴田錬三郎賞、『長いお別れ』(文藝春秋)で中央公論文藝賞、20年に『夢見る帝国図書館』(文藝春秋)で紫式部文学賞を受賞した。14年に『小さいおうち』、19年に『長いお別れ』がそれぞれ映画化されている。入管問題を題材にした小説『やさしい猫』は22年に吉川英治文学賞を受賞し、23年にNHK総合土曜ドラマ(全五回)が放映され、2024年に劇団民藝によって舞台化された。
 
【登壇者】
鴻巣友季子(翻訳家・文芸評論家/獄中作家・人権委員)
主訳書に、ブロンテ『嵐が丘』、ミッチェル『風と共に去りぬ』(以上新潮文庫)、ウルフ『灯台へ』(河出書房新社世界文学全集)、クッツェー『恥辱』、アトウッド『昏き目の暗殺者』『誓願』(以上ハヤカワ文庫)、『獄中シェイクスピア劇団』(集英社)、アマンダ・ゴーマン『わたしたちの登る丘』(文春文庫)他多数。『謎とき「風と共に去りぬ」』『文学は予言する』(以上新潮選書)の論考が高い評価を得る。ほかの著書に、『翻訳ってなんだろう?』(ちくまプリマー新書)など。日本文藝家協会理事。せたがや文化財団理事。最新訳書はアマンダ・ゴーマン『わたしたちの担うもの』(文藝春秋) 
 
小林エリカ(漫画家・作家/獄中作家・人権委員)
目に見えないもの、時間や歴史、家族や記憶、場所の痕跡から着想を得た作品を手掛ける。著書に『マダム・キュリーと朝食を』『トリニティ、トリニティ、トリニティ』(集英社)、コミック『光の子ども』1~3(リトルモア)、『最後の挨拶His Last Bow』(講談社)、『彼女たちの戦争 嵐の中のささやきよ!』(筑摩書房)などがある。主な展覧会に、「りんご前線―Hirosaki Engounters」(弘前れんが倉庫美術館)、「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」(国立新美術館)など。最新刊は『女の子たち風船爆弾をつくる』(文藝春秋)。
 
瀬谷ルミ子(認定NPO法人Reach Alternatives(REALs)[リーチオルタナティブズ/リアルズ]理事長)
中央大学総合政策学部卒業後、英ブラッドフォード大学紛争解決学修士号取得。過去にルワンダ、シエラレオネ等にて国連PKO職員、NGO職員として勤務したほか、アフガニスタンに外交官として駐在。専門は紛争地の平和構築、治安改善、元兵士の武装解除・動員解除・社会復帰。現在はREALsにてシリア、南スーダンを始めとする中東、アフリカ、アジアにて紛争・テロ・暴力の予防事業、女性や若者の紛争解決の担い手としての育成、国外退避・保護支援などをおこなう。Newsweek日本版「世界が尊敬する日本人25人」、「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー」、The New York Times「世界に足跡を残す女性10人」などに選出。著書に『職業は武装解除』。



   






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