ガザ食料支援を再開|現地スタッフからの声

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活動レポート

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ガザ食料支援を再開|現地スタッフからの声

 ■飢餓の中で支え合うガザの人々と、再開した食料配布 
イスラエル軍によるガザ市への大規模な地上作戦が続き、数十万人が南部や中部へと避難を強いられています。国連も「攻撃が激化し、避難民のテントまでもが標的となり多くの犠牲が出ている」と警告を発しています。ガザの人々は今、かつてないほど過酷な状況に置かれています。 

こうした中、REALsは2024年からガザ地区で食料支援を行い、これまでに延べ19,815 人に支援を届けてきました。しかし、度重なる空爆や物資搬入の制限により、活動は何度も中断を余儀なくされました。国際社会の働きかけによって一部制限が緩和された9月、ようやく食料配布を再開することができました。 
  
■現地スタッフからの声
現地では、攻撃が激化し、避難要請が発令されている中でも、飢えに苦しむ人々のために食料配布活動を続けているスタッフがいます。現地スタッフからは、次のような声が届いています。 

「ガザの状況は、もはや耐え難いものとなっています。軍がガザ市のほとんどの地域を制圧し、爆撃は容赦なく続いています──住宅、道路、学校、そして避難所さえも標的となっています。安全を求める多くの家族が中部や南部の地域へと避難を余儀なくされています。それでも私たちは踏みとどまり、可能な限りコミュニティを支え続けています。皆さんからのご支援と応援に支えられ、私たちは一人ではないと感じることができます。それが、私たちに前へ進む力を与えてくれるのです。」(スタッフA) 

「私たちは絶え間ない空爆の中で活動を続けており、地域ごとに繰り返し出される避難命令、そして高層ビルの破壊によってインターネットが安定して使えない状況に直面しています。それでも私たちは、最も弱い立場に置かれた人々を支え続けるため、活動を止めることはありません。」(スタッフB) 

皆さまからのご支援は、こうした現場で直接、人々の命と暮らしを支える力になっています。報道では見えにくい現地の声と変化を、これからもお届けしていきます。ガザの人々に寄り添うご支援を引き続きよろしくお願いいたします。 

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※この活動は皆様からのご寄付とジャパン・プラットフォームの助成により実施しています。

 

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