- パレスチナ・ガザ
- 緊急支援
支援を受けた人の声「先の見えない状況だけれど、私はひとりではない」
REALsはガザで、危機に瀕した人たちに食料支援を届けています。
1月に支援を受け取った人の声をお届けします。
夫を失い、7人の子どもをひとりで育てるザヘルさん(42歳)
私たち家族はラファで暮らしていましたが、度重なる避難の末、今は自宅から10kmほど離れたアル・マワシにいます。逃げることで精一杯で、子どもたちの食べ物を確保することも困難な状況です。
栄養不良で子どもたちが体調を崩すようになっていたので、食料支援について連絡を受けたときは心から安心しました。REALsから豆や油、砂糖、トマトソースなどが入った袋を受け取って・・・次の食事の心配をせずに子どもたちにご飯を作ってあげることができました。
食べ物を受け取ったときの、スタッフの方の温かい、私を尊重する態度に、とても困難な状況だけれど自分はひとりではないなと感じました。先の分からない状況のなか、希望を感じられる支援を届けてくれたことに感謝しています。

命をつなぐための食料をはじめとする緊急支援に加え、紛争にさらされた人々への心のケア、またガザの市民の人々自身が自らの今後を決めていけるようなしくみを作るための取りくみが必要とされています。
※この活動はジャパン・プラットフォームによる助成と、皆様からのご寄付により実施しています。