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IPSTC:文民保護に関する研修を実施
南スーダン情勢は昨年末から不安定な状況です。首都ジュバの国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)の敷地の一部は、国内避難民(IDP) らを保護する「文民の保護のためのエリア」となっています。劣悪な生活環境の改善をはじめ、課題は多くあります。
JCCPはケニアの国際平和支援研修センター(IPSTC)と協力して、現地の警察官11名と軍人14名に対し、文民の保護の重要性と課題について学ぶ研修を、8月4日から15日にかけて、ジュバで初めて実施しました。
現地で活動中の陸自施設隊から本田2等陸佐を講義に招き、仮設トイレ設置や整地作業を紹介して頂きました。「自衛隊の作ったトイレは強風にも吹き飛ばされず現地の人々に好評」と、UNMISSの山田真弓職員も証言しています。
※この事業は、JCCP会員や寄付者の皆様からのご支援と、国連開発計画(UNDP)と国際平和支援研修センター(IPSTC)からの委託により実施しています。