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アフガニスタン|地震被災地で6,000人に防寒対策・生活支援物資を配布――誰一人取り残さない支援を

2021年の政変以降、経済・人道危機が続くアフガニスタンでは、2025年8月に東部クナール県で発生したマグニチュード6.3の地震により、多くの人々が住まいを失いました。国際機関が資金不足により支援を十分に届けることができない状況で、厳しい寒さのなか人々はテントで厳しい冬を過ごさざるを得ない状況です。そんななか、人々の命と暮らしを守るため、リアルズ(REALs)が支援を届けました。
リアルズは現地団体とともに、東部クナール県ヌルガル地区で被災しテント生活を続ける約6,000人(1,020世帯)に対し、暖房用ストーブや毛布などの防寒対策と生活支援のための物資を配布しました。
この支援の実現までには多くの困難がありました。
地震が起きたクナール県は山岳地帯で、大型車両が通過できる道路が整備されていません。地震による落石や雪で道が寸断され、輸送中のスタッフが極寒の車内で夜を明かしたこともありました。これらの多くの困難に直面しながらも、物資をより小さい車両に積み替えて何度も往復するなど工夫をこらして、山間部を越えて被災地域まで物資を届け続けます。そうやって最終的には、アフガニスタンで寒さが一段と厳しくなる前に全ての対象世帯への支援物資の配布が完了することができました。
支援を受け取った人々からは、
「いま必要としているものがすべて入っていた」
「これで子どもたちを寒さから守ることができる」
といった声が寄せられています。特に小さな子どもを抱える家庭では、暖房器具の支援が子どもたちの命と安全を守ることにつながりました。

リアルズが支援したなかには、被災や紛争の影響により、女性や子どもが一家の大黒柱となっている家庭も少なくありません。こうした女性や子どもたちが過酷な環境の中でも家族を守り生活を支えている現実。3月8日の国際女性デーを前に、「緊急支援を単なる物資提供にとどまらず、女性や子どもが尊厳を保ちながら生き抜くための基盤となるような支援を続けよう」、その想いを私たちリアルズ一同新たにしました。
この支援は、皆さまのご寄付とジャパン・プラットフォームの助成金により実現しました。過酷な条件下でも「誰一人取り残さない」支援を続けられるのは、皆さまの力のおかげです。






