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【緊急支援】アフガニスタン地震被災地に女性医療スタッフを派遣:深刻化する女性の医療危機に対応
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REALsが女性医療スタッフを派遣 | ジェンダーに関係なく一人でも多くの命を救うために
REALsは被災地で開始している移動診療所を通した支援にて、女性医療スタッフも派遣しています。
今回のアフガニスタン東部地震の被災地では、女性被災者が深刻な医療機器に直面していることがわかっています。「女性医師による診察を望んだものの、女性スタッフが少なく、緊急治療に対応できなかった」 このような悲劇的な状況が実際に報告されています。
女性が医療を十分に受けられない背景
1.タリバン政権による男性保護者を伴わない女性の移動制限
2.文化的・宗教的な理由による男性医師への抵抗
- 女性医療訓練生への医療教育訓練の禁止による女性医療スタッフの極端な不足
実際に被災地の医療スタッフの約90%は男性で、地震後に治療を受けた女性は1割未満という被災地近くの病院のデータもあります。また、国連は被災地に約1万1,600人の妊婦がいると推定しており、今後も引き続き被災地での女性スタッフは必要不可欠な状況です。
国際社会はこの状況を深刻な人道問題として認識しており、WHO(世界保健機関)はタリバン政権へ、女性医療スタッフや女性NGO職員の就労禁止などの制限解除を要求しています。
REALsの移動診療所を通した支援:ジェンダーを超えた救済
REALsは現地市民団体とも協力し、女性特有のニーズに対応するために女性医療スタッフを含む医療チームを派遣しています。
震源に近く甚大な被害を受けたクナール県サウキ地区の複数の村の住民あわせ約1000世帯が避難するセメン・ジュペントキャンプにおいて支援を展開する唯一の団体として、支援を続けています。
医師・看護師・助産師の5名からなる医療チームの派遣、医療テントでの移動診療所の開設、支援ボランティアによる物資配布を実施、負傷した子どもたちや妊娠した女性含め多くの被災者の支援を実施しています。
クラウドファンディング実施中
ジェンダーや年齢に関わらず、すべての被災者に支援を届けるため、引き続き皆様のご支援をお願いいたします。
詳細、ご支援はこちらから▶:https://readyfor.jp/projects/reals2025-afghanistan
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