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命をつなぐ支援|9,000人以上に届けた現金支援(アフガニスタン)
REALsは9月、アフガニスタンで9,113人(1,470世帯)に食料を買うための現金支援を届けました。
2021年8月のカブール陥落後、アフガニスタンで女性は中学校以上に通えず、ほとんどの職場での就労も禁止されています。今年8月には女性は顔や体を布で覆うこと、公共の場で大声を出さないこと、歌わないことを定める新法も出されました。
現金支援を受け取りに集まった人たち
アフガニスタンでは深刻な食料危機が続いており、人口の3分の1以上にあたる1,420万人が危機的な食料不足に直面しています*。そうしたなかで、就労を禁止された女性の世帯や働ける男性のいない世帯が収入を得られず、極度の栄養失調に見舞われています。
REALsはシングルマザーなど女性が世帯主を務める家庭や、高齢者、障がい者の家庭、子どもが多い家庭などに支援を届けています。
現金支援を受け取った人々は食料や油、医薬品など、それぞれの家族で必要なものを選んで購入しています。「次の食事のあてもなかった」という人もおり、日本の皆様からの支援がまさに生命線となって人々の命をつないでいます。
アフガニスタンで危機にさらされた人々がまずは命をつなぎ、危機を乗り越えられるよう、支援を行っていきます。
本事業はジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成とREALsへのご寄付により実施しています。