「アフガニスタンの女性を忘れないで。声になり、支えてほしい」 脅迫を生き延びた女性の声(動画)

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「アフガニスタンの女性を忘れないで。声になり、支えてほしい」 脅迫を生き延びた女性の声(動画)

REALsの支援でアフガニスタンから退避した女性、シャラーレ・サルワリさんから動画メッセージが届きました。 

 

シャラーレさんは10代から女性の権利について発信を行うインフルエンサーとして地元のラジオ局で番組を持つなどの活動をしていたことで、2021年8月、タリバンの復権により脅迫に遭い襲撃を受けました。 

 

命を脅かされたシャラーレさんは過去に取材を受けた日本人の記者を通じて、REALsに支援を要請。 

 

REALsの支援をうけアフガニスタンやイラン、パキスタンでの潜伏生活を経て、2022年10月、イギリスの受け入れが決定し避難しました。

 

 

 

「アフガニスタンの女性を忘れないで。声になり、支えてほしい」

シャラーレさんは現在、イギリスでテレビ局のジャーナリストとしてアフガニスタンの人々のために発信を続けています。 

 

2021年8月当時、シャラーレさん自身大学入学を心待ちにしていた少女でしたが、タリバンの復権により、アフガニスタンで女性は中学校にも通えない状況が続いています。 

 

「本当はアフガニスタンに残り、社会をもっと良くするために貢献するという夢があった。 

それが叶わなくなったことに今も怒りと悲しみを感じます」と語るシャラーレさん。 

 

それでも「いつの日か、私の国の人々、特にアフガニスタンの少女たちを、根底から助け出せるようになりたい」と希望を語ります。 

 

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カブール陥落後、女性の権利のためのデモに参加するシャラーレさん(右から3番目) 

 

アフガニスタンではいま、「女性だからといって教育を受けられないのはおかしい」「働けないのはおかしい」と声を上げることも、命がけになる状況です。実際にカブール陥落後、シャラーレさんが勇気を振り絞り参加したデモでは、銃撃により3人の女性活動家が命を落としました。 

 

今年の8月には、女性が公の場で大きな声を出すことを禁じる法律も発表されました。 

 

アフガニスタンで女性たちの未来が暗く閉ざされていくなかで、その声になり、支え、記憶しつづけていくことが必要とされています。 

 

  

 

アフガニスタン 女性に希望の光を

日本からのご寄付が、アフガニスタンで困窮する女性への食料支援や、

脅迫や死刑宣告を受けて命を危険にさらされた女性への退避・保護支援になります。

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